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見る・触れる・感じる、五感を満たす「自然素材」の癒し
優しい色合いや柔らかな感触、そしてさわやかな香り…。
これが一体となり、木は私たちの五感を満たしてくれる。
武田工務店が創る木の住まいには、古来より豊かな自然を身近に感じ、その美しさに心癒されてきた私たち日本人の感性が息づいています。

・無垢の木 ベニヤのような合板やコンパネ・集成材のように張り合わせていない100%純粋な木。つまり、植わっていた木を伐採し、それを製材・加工したままの天然の木のこと。
・土 古くから日本の住まいづくりに欠かせない最も身近な天然素材。
気候風土に馴染むように、地元採取の土を使用するのが一般的。
・漆喰 消石灰に糊、麻スサや紙スサ、砂などを混ぜたもの。
漆喰事態は白が基本だが、顔料を入れた色漆喰もあり、吸放湿性に優れ耐火性や耐久性も備えている。
・石 石は、気の遠くなるような長い年月をかけてつくられた地球のかけら。
不揃いの模様や形は、木目に通じる自然の風合いで、木の家にマッチします。床や壁材に使い、重厚感ある存在は上質な空間を生み出します。
・イ草 イ草には大変優れた吸湿性があり、お部屋の湿度が高いときには湿性を吸収し、逆に乾燥してくると水分を放出して、常にお部屋が快適な湿度になるよう、自然に調節する性質があります。だから、イ草のあるお部屋は1年中快適に過ごせるのです。
また、イ草は草木として常に呼吸しており、大気汚染の原因である二酸化窒素や人間の健康に悪影響を及ぼしているホルムアルデヒドを吸着し、空気を自然に浄化する性質をもっています。だから、イ草のあるお部屋はいつも健康に過ごせるのです。
しかも、イ草の香りは山の草木と同じようにストレスを取り除き、心身ともにリラックスさせるアロマテラピー効果があり、まるで森の緑に包まれているような安らぎを覚え、光合成でできた新鮮な酸素とともに心身をリフレッシュしてくれます。だから、イ草のあるお部屋はいつも気分爽快なのです。
・和紙 古代に中国から入り、日本では飛鳥時代に作られるようになった和紙。現在でも全国各地で、それぞれ特徴のある和紙が作られています。原料は、ジンチョウゲ科のミツマタやクワ科のコウゾなどが代表的なもの。手漉きや機械漉きにかかわらず、最近はパルプにコウゾやミツマタの繊維を混ぜた和紙が多く作られています。また、亜熱帯性・ショウガ科の香草である月桃(げっとう)の茎を原料とした素材豊かな和紙や、コウゾを原料とした手漉き和紙に柿渋(かきしぶ)や亜麻仁油(あまにゆ)、ベンガラなどの自然染料で染めた和紙も注目されております。いずれも、有害部室を発生せず、高い吸放湿性能をもっているため、湿度の高い日本の気候に合った素材と言えます。また、木や漆喰・珪藻土壁とも相性がよく、そのやわらかで多彩な表現力から和風・洋風を問わず多くの住まいに用いられています。
・自然塗料 床、壁など、木をふんだんに使った家の木部には必ずといっていいほど塗装が施されています。日本で古くから使われてきたものとしては、漆やベンガラ、柿渋などがあります。一方、エコ塗料とも呼ばれているのが、ドイツなどから輸入されていることが多い自然塗料。主に亜麻仁油やヒマワリ油、ウォールナッツ油などの植物油を主成分に、塗膜を作る補助をする樹脂や蜂の巣が原料のミツロウなどのワックス、さらには色付けのため顔料などが主な原料となります。顔料を含まないクリアな塗料と半透明の仕上がりの塗料があり、仕上げによって選びます。化学塗料と比べると、環境や健康への安全性は高いものの、乾燥に時間がかかったり、メンテナンスが必要な面があります。

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