全国的に見ると宮城県は、気候風土の比較的に落ち着いた地域ですが、実生活では、地域により特有の気候風土がある地域です。武田工務店は、このような宮城県の気候条件に適合した、冬も夏も快適な住宅造りを目指して、日々技術的に工夫を試みて参りました。 そして到達した結論は、宮城の伝統的な工法を生かし、更に独自の技術と工夫を重ねて、暮らし易さに裏打ちされた長寿命の住宅をお客様にご提供していくということです。

伝統的な工法の住宅は、デザイン的にも優れた住宅です。 何故ならば、住宅の意匠は、その機能によって決まってくるからです。したがって長寿命を誇る住宅は、その機能や寿命に応じて美しいのです。武田工務店が考える「長寿命住宅」とは、デザイン的にも優れ、しかも、自然の風や日射遮蔽を通じて省エネルギーで、住宅の維持経費が一生涯に渡って少なくて済む住宅です。

住宅は、家族を育む大切な場所です。その大切な住宅建設を安易に考えてはいないでしょうか？新築なら、どこで建てても性能は同じ。名の知れた大手のメーカーに任せるのだから大丈夫。このような考え方で住宅を新築するとしたら、大変な失敗をしてしまいます。「住宅は三度建てなければ本物には当たらない」このようなことわざがありますが、三度建てさせなければ、本物が建てられないような建築会社に、再び建てさせるお積もりですか？

武田工務店が考える住宅は、いま建てたら少なくとも三代は住み続けることが出来る住宅です。

全国展開の大きな会社は、様々な実験データーに基づいて住宅が建てられているのだから信頼できる。これが大手プレハブメーカーに発注される根拠ではないでしょうか？しかし、気候や風土は全国一律でしょうか？実験室と同じような結果が得られるとは限らないのが自然災害の恐ろしさです。北海道から九州まで、同じ性能・デザインの住宅、地域の風土性を無視した個性の無い住宅に、耐久性や快適性を託して一生涯住み続けることができるのでしょうか？

「四季の家」には 長い間この土地に住んで知り得た寒さや暑さ、そして自然災害に対応する蓄積された経験と土地の大工の「知恵と技術」があります。